はじめに
パナソニックの炊飯器SR-HC101を使っています。
早いもので、購入してからもう10年以上経っていました。
ある日、U15というエラーが出るようになってしまいました。
エラーは出るものの使えるので実害はないのですが、いちいち気持ち悪いです。
調べてみると、蒸気ふたが正しく取り付けられていないとか、手入れが悪いとか、全く役に立たない情報が書いてあります。
今更メーカー修理もないでしょうし、炊飯器を買い替えると2万円以上はかかりそうです。
ダメもとでネットで調べてみると、同じ症状で困っている人が多くいるようです。
修理の情報もありましたので、私もやってみることにしました。
この記事では、パナソニック炊飯器のU15を修理していきます。
何かの参考になると幸いです。
やり方
必要なもの
修理に必要なものです。
- ドライバー
- 半田ごて
- 半田
- 熱収縮チューブ (ビニールテープ)
分解
分解は、ドライバー一本でできます。
背面側のプラスネジを外して、プラスチックのカバーを外します。
原因
原因は断線ですね。
見事に1本切れています。
プッツリといっていました。
これを直せば直りそうです。
さらに分解
線をつなぐには作業性が良くありません。
もう少し分解します。
上蓋を引き上げるように外します。
外すと少し作業しやすくなりましたがさらに一工夫。
シャフトを外します。
赤丸部分のパーツを外したら、シャフトを右にスライドさせて抜くことができます。
この状態で作業をしました。
線の修理
はんだ付けして接続します。
熱収縮チューブが程よい太さのものがなかったので、ビニールテープを巻いて、その上に熱収縮チューブでカバーしました。
線の修理はこれで完了です。
組み立て
シャフトを戻します。
そのあとふたを本体に戻します。
バネの位置がずれるとうまく組み立てられなかったり、ふたがうまく開かなかったりするので要注意です。
※写真のバネの位置は少し左に寄っていて良くないです。
カバーを配線を嚙まないように戻します。
完成
電源を入れてみます。
エラーは発生しなくなりました。
復活です。うまくいって良かったです。
作業時間は、30分ぐらいですかね。
さいごに
パナソニック炊飯器のU15エラーを修理することができました。
これでもうしばらく使っていけそうです。
買い替えを先延ばしにできて良かったです。