壁に開いた穴を100均の材料でふさぐ

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はじめに

壁に穴が開いて困っていませんか。

我が家では、子供がけりを入れて、ぽっかりと穴が開いてしまい困っていました。
見た目が悪く、気にしないようにしていても、やっぱり気になります。

プロに修理をしてもらうには、何万円かの出費が必要そうで痛いです。
完璧に直らなくても、遠目に気づかない程度であれば、自分で何とか出来るのではないかと思いやってみることにしました。

手間はそこそこ、できもそこそこ、費用はお安くのコンセプトでチャレンジです。

この記事では、100均の材料で壁の穴をふさいでいく方法を書いていきます。

同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

やり方

やり方の概要

壁紙は買いません。
穴をふさぐ材料は100均で調達。
壁紙の接着剤は手持ちのものを使いました。
工具は手持ちのものと、100均で調達したものです。

部材

必要な材料です。

パテ穴埋めウッドパテダイソー
網戸補修シールダイソー
接着剤補修用ボンド手持ちのもの

パテは代用品です。ダイソーで110円で購入したものです。
もともとは、小さな穴を埋めるためのもののようですが何とかなりました。


穴をふさぐための網は、網戸補修用のシールを使いました。
これもダイソーで110円です。
専用品は金属製の網だったりするようですが、値段優先です。


あと、接着剤は、以前購入した壁紙補修用のボンドがあったのでそのまま使いました。
なければ、木工用ボンドを使ったと思います。

工具

工具は以下のものを使いました。
全て手持ちのものです。

カッターナイフ
定規(金尺)
ヘラ
紙やすり
木片

特別なものはないので、100均で入手できます。

壁紙はがし

まずは、壁紙をはがすための位置決めです。


網戸補修シールのまわり2~3cmぐらいの部分をカッターナイフで切り込みを入れて剥がします。
3辺に切り込みを入れて、上にめくりました。
金尺をしっかり持ってカッターナイフを扱わないと、まっすぐに切れませんでした。


切り込みを入れた後は、端から丁寧にはがしていきます。

うちの場合は、壁紙の下にももう一枚壁紙?が貼ってありました。
こちらは、網戸シールの部分のみはがす事にしました。

切り込みを入れてはがしていくと、内部のボードのダメージが大きいことが分かります。
崩れたところは取り除いて、掃除機できれいにしておきました。

網の取り付け

網戸シールを貼り付けます。
シールなので簡単です。
ピンと張りが出るように貼っていきました。

パテ塗り

パテを塗っていきます。


ちまちまと、付属のヘラで塗りたくっていきました。
穴の境界付近は、押し込み気味に塗っていきました。
少しでも強度が出ることを期待してです。


穴の部分は、網に塗れば塗るほど奥に逃げててしまい、いくらでもパテが必要な感じになってしまいました。
なので、できるだけ均一で薄付きとなるように気を付けて塗っていきました。
少し乾いたら、網の奥に逃げなくなるので、追加で塗っていきました。


あと、網の外周の部分は、網の外との段差が少なくなるようにしっかりと押さえて塗っていきました。

パテの削り

乾かすのに一日放置しました。
木片に紙やすりを巻き付けて、平らになるようにやすりがけします。

網まで削るとやりすぎですが、出っ張っている部分が無いように丁寧に削ります。
私の場合は後の祭りだったのですが、ここでの丁寧さが仕上がりを左右します。
わずかな段差も無くなるように丁寧に仕上げます。
必要なら、再度パテを塗ってから乾かして削って平にした方がよさそうです。

壁紙の接着

削り粉をきれいにした後、接着剤を塗っていきます。
写真を撮り忘れましたが、接着剤はヘラで均一に塗った方が後の苦労が減ります。
接着剤のわずかな凹凸も壁紙の凹凸に出てしまうので、気を付けた方が良いです。

壁紙の貼り付け

壁紙を戻しながら貼っていきます。


100均で購入していたローラも使ってみましたが、やわらかいローラではほとんど役に立たず、代わりに同じく100均で購入していたヘラの方が役立ちました。


接着剤が厚く残っているところは、切り込みの部分へ追いやって、押し出してふき取っていきました。
切り込み部分は、ヘラでごしごししていると目立たなくなったりしました。


縦線の部分はあまり目立たなくできたようです。
切り込みの部分でわずかな隙間がある場合は、パテを擦りこんでみました。

完成

乾けば完成です。
もとの穴の部分は凹凸がありなんとなくわかってしまいますが、遠目に見ればかなり分かりにくくなったので、良しとしました。
コストを考えれば、なかなかの出来ではないでしょうか。

ただ、光の加減によっては、目立つこともあるようです。

さいごに

100均で購入していた部材を使って壁の穴をふさいでみました。
完璧ではないものの、遠目ではかなり分かりにくくなり、満足しています。

もともとの壁紙をそのまま生かしてふさいだので、壁紙の色違いも起こっていません。

結果、当初のコンセプト通りに、手間はそこそこ、できもそこそこ、費用はお安くできてよかったです。

ただ、完璧な仕上がりを目指す場合は、やはりプロに任せるべきですね。

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