はじめに
第二種電気工事士の実技練習で使ったVVFケーブルなどの電線ですが、処分に困りませんか。
燃えないものとして捨てるのもなんかもったいない気がします。
電線は銅線ですのでリサイクルするべきです。調べてみると金属買取業者に持ち込めば買い取ってもらえるようです。
ただ持ち込んでも買い取ってくれそうですが、銅だけの方が高いだろうと考えて、被覆を向いて持ち込んでみました。
この記事では、第二種電気工事士の実技練習に使った電線を買い取ってもらうまでの顛末を書いていきます。
やり方
今回は、とにかく電線を剥きます。
VVFケーブルのままより高く買い取ってもらえそうだからです。
重さを測ってみると、候補問題13問の2周分の電線で約4kgありました。
これをひらすら剥きます。
シースと絶縁体の剥ぎ取り
まずは接続部分の圧着部分を切り取ってばらばらにします。
次にシースをはぎ取って一本、一本ばらばらにします。
ここまでは、あまり苦労なくできました。
次に、絶縁体を剥いていきますが、これがつらかった。
実際の施工の際は、絶縁体は20mm前後でしか剝かないと思いますが、銅だけにするには、150mm程度の長さのままで剥いた方が良いかと思い、切れ目入れた後、ひたすら手で引っ張って剥いていました。
長いとなかなか抜けることはなく、さらに電線が曲がっているとさらに抜けづらいです。
暇を見つけては、地道に作業を続け、徐々に剥いていきました。
何日もかけて終了です。
暇なときに地道に進めたのですが、約1ヵ月ぐらいかかってしまいました。
その間、部屋は散らかったまま…。
せっかく技能試験が合格できてもキリがつかない感じです。
剥き切った銅線です。測ってみると、銅線2kg、シースや絶縁体も2kgでした。
いやはや大変でした。
また、手袋で作業をしましたが、指は痛くなるし、手袋は痛んでしまいました。
金属買取業者での買取
近くの金属買取業者に持っていきました。
大きな測りにちょこっと銅線を置いて計量していただき、事務所で現金を受け取りました。
2kg で 2,100円。
光特号 1,050円/kg のようです。
ざっと調べた範囲では、銅の買い取りとしては、一番良いランクでの買取のようです。
電線のまま持ち込むよりは高く買い取ってくれています。
ただ、かなりしんどかったので、電線のまま買い取ってもらった方が良かったかもしれません。
これで、試験の後片付けがようやく終わった感じです。
第二種電気工事士の試験、全て完了です。
さいごに
第二種電気工事士の実技練習に使った電線を、銅線だけ取り出して買い取っていただきました。
しんどい思いをしましたが、ちょっぴりお小遣いが入りましたので、第二種電気工事士の取得費用削減にもなりました。
また、資源もリサイクルできてよかったと思います。
ただ大変なので皆さんにお勧めできるものではなく、お勧めできるのは地道な作業があまり苦ではなく時間を作れる人だと思います。