はじめに
縦型ブラインドを使っています。
寒い冬は、ブラインドの角度を太陽に合わせて光を取り込み部屋を暖めたいのですが、平日、仕事で外出している場合はできません。
かといって、ブラインドを全開で外出すると、日暮れの後は窓から熱が逃げてしまい帰宅時には寒々しい状態になっています。
電動ブラインドなら自動制御できるのかもしれませんが、レールから買い替える必要があるようでお金も大変かかりそうです。
今回、横型用ブラインド用の後付け電動化キットを見つけたので、縦型ブラインドに取り付けてみました。
ルーバーをブラインドポールの回転で動かすタイプであれば、何とか出来るだろうと思っての挑戦です。
この記事では、手動の縦型ブラインドに、後付けで電動化して、冬場の太陽熱をうまく取り込んでみます。
冬場の寒さを若干なりとも和らげることができました。
やり方
前提条件
横型ブラインド用の製品でかつ、ブラインドポール太さも対象外を使うので、うまくいかなくても自己責任です。
さらに、ブラインドポールの太さは許容範囲よりも細かったので、この点に対しても工夫が必要になりそうです。
購入部材
・SwitchBot ブラインドポール ¥6,980
・プラダンの切れ端 ブラインドポール取り付けベース用
取り付け概要
標準の使い方ではないので、二つの課題があります。
①本体の取り付け 取付方法を自分で考えなければいけません。
②細すぎるブラインドポールへの対応 対応サイズから外れていますので工夫が必要。
取り付け場所の確保
吹き抜けの上部のブラインドに取り付けます。
ブラインドポールは1階まで伸びてきているので、その部分に取り付けます。
ただ、取り付けの都合の良い場所は壁になっているので、両面テープでの取り付けはうまくいかなさそうです。
今回は、その部分にプラダンを置いて、両面テープの貼り付けベースにすることにしました。
プラダンの上部をエアコンの隙間に入れつつ、下部はコンセントのフレームの上に置いただけです。
SwitchBotブラインドポールはあまり重量もないですし、ポールの回転もそれほど力は必要ないので多分大丈夫でしょう。
本体の仮取り付け
本体の取り付けは説明書とは違い、取り付けベースを付けた状態でざっくり場所を決めて、取り付けベースの両面テープで貼り付けました。
ギヤの位置は後決めしました。
ギヤの取り付け
ポールが細いので、ポールのSサイズのポールアダプターでもだめらしいのですが、見た感じかなり強力な両面テープで貼り付けるようなので、試しにそのまま取り付けることにしました。
空回りしたら、後から対策するつもり...。
位置は、付属の型紙を使って確認しました。
上下の位置は取り付けベースと本体の間で微調できるので、あまり気を使わずに取り付けました。
アダプターの上から、ギヤカップリングを取り付けておきます。
本体の取り付け
ギヤの位置に合わせて本体の上下位置を調整したら、ギヤのカバーを閉めます。
あとは、取り付けベースの部分にカバーを取り付けておきます。
見た目がすっきりとします。
ソーラーパネルも付属しているのですが、うまい具合に窓に取り付けることが難しそうなので、とりあえずつけずにいます。
なので、これで取り付け完成です。
アプリの設定
SwitchBotブラインドポールを操作をするためのアプリをインストールします。
アプリを使用するためには、アカウント登録が必要です。
Googleなどの外部アカウントでログインするか、メールアドレス、パスワードを入力して認証を行います。
認証できたらペアリングを行います。
アプリでデバイスの追加を選び、本体の下部のボタンを長押ししてペアリングします。
ブラインドの初期設定
ブラインドの全閉と全開時のポールの回転位置を記憶させる設定を行います。
SwitchBotブラインドポールは、横ブラインド用の製品なので、全閉位置(上向き)とか、全閉位置(下向き)とかの指示となります。
それは、(上向き)を(左向き)に、(下向き)を(右向き)といったように、読み替えて設定しました。
あと、あまり早くポールを回すと、やり直しになるようです。
ゆっくりと操作しました。
動作テスト
アプリで全開をタッチすると、ウィ~ン といった音がしながら開いていきます。
閉めるも同様で、なかなか良い感じです。
全閉から全開した時のブラインドの動きです。
こちらは、静穏モード設定です。
タイマー設定
アプリでタイマー動作を設定できます。
時間とブラインドの開度を指定できます。
繰り返し動作の場合は、曜日指定もできるので、平日とお休みの日を分けて設定したりするのも良いかもしれません。
さて、当初の目的通り、太陽の向きに合わせて、ブライドの角度を設定してみました。
ブラインドに日が当たり始める時間で開けてて、そのあとは1、2時間毎にブラインドの角度を変えていく設定です。
残念なことに、5つしか設定できなかったので大雑把な設定になります。
一番太陽の日差しが強そうな時間帯でこまめに角度を調整するようにしました。
最後は、日差しが差し込まなくなる時間で全閉にして終わるようにしました。
感想
なかなか良いです。
自動で開閉し向きも変えて太陽の熱を取り込めます。
角度は大雑把ですが、もともとは閉めっぱなし→太陽熱取り込めず または、 開けっ放し→日没後は冷え冷え だったので、それに比べると良くなったと思います。
ちなみに、このSwitchBotブラインドポールを取り付けても、手動操作できます。
手動でポールを回したことも検知しているようで、手動操作後もリモコン操作できるのは便利です。
さいごに
SwitchBotブラインドポールを縦型ブラインドに取り付けるて電動化することができました。
時間になると自動でブラインドを開き、太陽の向きに角度を変えていき、日没前に閉めることができました。
おかげで、寒い中でも少し部屋を暖めることができるように良かったです。
費用も約7,000円でまぁまぁかと思います。