はじめに
最近寒くて、エコキュートのお湯が湯切れしそうになっています。
また、電気代も爆上がりしてびっくりな状況です。
その電気代、少しでも何とかできないものかと考え、エコキュートのタンクの防寒対策をしてみました。
エコキュートのお湯は、安い深夜電力でお湯を沸かしてそのお湯を溜めておいてくれます。そのため、夜にお風呂のお湯を入れる時には、半日以上タンクに放置されて冷まされたお湯を使うという、実に効率の悪い使い方をすることになります。逆に言うと、できるだけ冷まないようにすれば、お湯切れが解消され、電気代もやすくなるかも・・・しれません。
今回、エコキュートのタンクの防寒対策をホームセンターで買ったものを使ってDIYでやってみました。
この記事では、見た目は変わらないエコキュートの断熱方法を書いていきます。
やり方
わたしが行った断熱方法です。
現状認識
エコキュートのタンクですが、その金属カバーからは結構な熱が放出されているようです。
なぜなら、冬場にはタンクの上で猫がくつろいでるからです。
つまり、タンクの上が暖かいのは間違いありません。
この逃げる熱を少しでも減らせれば省エネになるはずです。
方針
エコキュートの金属カバーを開けてみると、中は温かいことがわかります。
タンクは発泡スチロールで囲まれていますが、ふれると温かいです。
断熱材を追加できる隙間は、天井金属カバーとタンクの発泡スチロールの間と、左右と手前の金属カバーとタンクの発泡スチロールの間となります。
タンクの奥側はアクセスできませんのであきらめました。
あと、タンクの耐候性は下げたくなかったので、タンクの金属カバーの中にだけ、断熱材を追加していきます。
基本、断熱材を入れるつもりですが、入れることの難しい左右の奥の部分にはプラダンを入れることにしました。
注意事項
ちなみに、エコキュートのタンクの箱を開けて作業をしていますので、万一壊れても、当然、自己責任です。
購入部材
- スタイロフォーム 910×1820 厚さ20mm 1枚
- スタイロフォーム 910×910 厚さ20mm 1枚 (いらなかったかも・・・)
- 養生用のプラダン 910×1820 厚さ3mm 2枚
- カッターナイフ
- メジャー
- 定規代わりの板
進め方
現場で採寸し、カットし、調整するを繰り返していきました。
プラダンの設置と左右の断熱
プラダンは、タンクの右奥、左奥あたりの断熱性を上げることを狙いで追加しました。
厚さが薄いので、奥の方まで入っていきます。
うまくいけば、裏以外は、タンクの発泡スチロールと、金属の箱の間にネジ込めます。
3mmの厚さのプラダンでも、少しは断熱性能が上がることを期待しました。
そのあとは、スタイロフォームを追加します。
採寸してカット、押し込んでいきます。
上の方は前からアクセスが容易ですが、下の方は難しいので、二分割にして、まず下の分のスタイロフォームを上の方で入れてから、下にずらして入れていきました。そのあと上の分のスタイロフォームを追加して入れました。
これで、左右はできました。
天井の断熱
次は、天井です。
猫対策です。
天井の幅と、奥行きをメジャーで測って、カットしました。
タンクの発泡スチロールと天井の隙間は20mm弱でしたが、何とか押し込んで設置することができました。
ピッタリ感が良い感じです。
前面の断熱
前面は、回路の部分と、栓の部分はあきらめて、その他の部分を覆うような形にカットしました。
あとは、金属の横バーを避けるために、結局分割して形状を整えて、設置しました。
途中、はめ込むときに、少し力が入った時に、折れてしまいました。
あとは、前面のスタイロフォームと、両端のスタイロフォームとの間が空いてしまったので、細長くスタイロフォームを切り出して設置しました。
これで、前と、左右両端、天井部分もつながりました。
両端と前面のスタイロフォームを、下まで取り付けることが難しかったので、思っていたより、スタイロフォームが余ってしまいました。
大きいスタイロフォーム1枚だけでも良かったかと思っています。
最後に、金属のカバーを元通りに戻して完成です。
見た目は変わっていないですが、多分、断熱は強化されたはず。
さいごに
効果ですが、今のところは体感できていません。
電力会社の時間別電気使用量から効果を割り出せないか試してみるつもりです。